キュウソネコカミ
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キュウソネコカミ
キュウソネコカミは、日本の5人組ロックバンド。2009年12月に大学の同級生を中心に兵庫県で結成された。2010年より神戸、大阪を中心に活動している。バンド名の由来の一つとして『ファイナルファンタジーX-2』に登場する装備アイテム「キューソネコカミ」[1]のほか、ことわざの一つである「窮鼠猫を噛む」(きゅうそねこをかむ)が由来である。[2]
セイヤヤマサキ(Vo/Gt)
ヨコタシンノスケ(Vo/Key)
カワクボタクロウ(Ba)
オカザワカズマ(Gt)
ソゴウタイスケ(Dr)
キュウソは現代のブルースである。現代人が抱える様々な苦しみや思いをメロディーにのせて吐き出す、それがキュウソネコカミだ。代表曲『ビビった』では現代のバンドがおかれる状況を歌い、『良いDJ』は人の曲をかけて調子に乗るDJを、『DQNなりたい、40代で死にたい』では地元のヤンキーをディスっている。キュウソの真髄はこの「ディス」にある。最近発売されたシングルの表題曲『サギグラファー』は画像を加工するいわゆる詐欺写真をディスった。これはアーティストに限られた話ではなく、snowやsnapchatなどの加工アプリの流行もディスの対象である。キュウソの曲は常に流行をネタにしている。
しかし、「ディス」だけがキュウソではない。『サギグラファー』の大サビに『愛してくれよ無加工の俺を』という歌詞がある。他にもキュウソの歌には行動の裏にある真意が隠れているのだ。だから自分がディスの対象であっても認めることができる。キュウソはディスを送る対象の目線になって歌うのである。